Project NS-10M(1)
2017年 08月 20日
YAMAHAの歴史的名機、NS-10M通称テンモニです。
ターミナルはスプリング式ですから、初期型だと思われます。
ユニットの染みなどはある程度やむなしですが、パーティクルボード製のエンクロージャーがすでに加水による崩壊を始めており、背板はボロボロと崩れ始め、コーナーも浮き始めています。オリジナルにこだわって補修するか、新規エンクロージャーを作成するか悩みどころです。
念のため、現状の測定です。
インピーダンス測定よかった、まだ密閉動作しています。
周波数特性&歪率拙宅では音圧やマイク距離を合わせてないので、歪率の相互比較ができません…まぁ大きな問題がなさそう、という程度でしょうか。700-3kHzにNS-10Mに特徴的な盛り上がりがあります。
軸外特性測定
全体的に、500-5kHzはそろった音圧放射をしており、このmid帯域の充実がNS-10Mの人気の一端だったのでしょうか?
ちなみに拙宅では軸外特性測定にはテレビ回転台が活躍しています。
さてさて。オリジナルレストアにするのか、カスタムにするのか悩みます。
by tetsu_mod
| 2017-08-20 18:30
| オーディオ