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Project NS-10M(3)

純正箱を用いて、ツィーター・ウーファーのインパルスレスポンスを測定しました。

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時間的解像度を高めるために192kHzで測定しています。
距離にして、15.98mm〜17.68mm程度のAcoustic offsetがみられます。
ウーファーフレームを座繰ることを考えると、サブバッフルは21mmが良さそうです。

NS-10Mのウーファーに21mm MDFはオーバーな気もしますが、厚くてデメリットもないでしょう。
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バッフルサイズ、真正面の配置はオリジナルを尊重しながら、
容積アップとAcoustic offsetの是正を満たすデザインを検討中です。

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by tetsu_mod | 2017-08-31 20:19 | オーディオ | Comments(2)

Project NS-10M(2)

エンクロージャーの作り直しの判断材料として、まずはウーファーの素性を探ります。
NS-10Mの純正エンクロージャーは11Lですが、これを用いて密閉箱測定を行いました。


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あまり正確な測定ができた手応えはなかったですが、まずはだいたいの傾向として....

Fs = 71.42 Hz
Re = 6.30 ohms[dc]
Le = 319.45 uH
L2 = 378.58 uH
R2 = 10.94 ohms
Qt = 0.76
Qes = 0.82
Qms = 9.83
Mms = 11.42 grams
Rms = 0.513703 kg/s
Cms = 0.000438 m/N
Vas = 16.78 liters
Sd= 165.13 cm^2
Bl = 6.248701 Tm

....バスレフは現実的ではないですね。
純正よりも少し大きめな密閉箱か、
ポート共振20-30Hzに設計して、大振幅時の背圧を逃す(動作としては密閉に近くなるが、群遅延は悪化する)の二択でしょうか。
密閉ありきのユニットですが、コーン強度の低い和紙ユニットなので、大音量は厳しそうです。
純正エンクロージャーも傷んでいることですし、タテヨコはそのままに奥行きのみ少し拡大したエンクロージャーを組んでみることにします。エンクロージャーのなかで、バッフルデザインの決定のために、ツィーター・ウーファーのインパルスレスポンスからAcoustic offsetを測りたいと思います。

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by tetsu_mod | 2017-08-25 21:34 | オーディオ | Comments(0)

Project NS-10M(1)

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YAMAHAの歴史的名機、NS-10M通称テンモニです。
ターミナルはスプリング式ですから、初期型だと思われます。

ユニットの染みなどはある程度やむなしですが、パーティクルボード製のエンクロージャーがすでに加水による崩壊を始めており、背板はボロボロと崩れ始め、コーナーも浮き始めています。オリジナルにこだわって補修するか、新規エンクロージャーを作成するか悩みどころです。

念のため、現状の測定です。

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インピーダンス測定よかった、まだ密閉動作しています。

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周波数特性&歪率拙宅では音圧やマイク距離を合わせてないので、歪率の相互比較ができません…まぁ大きな問題がなさそう、という程度でしょうか。700-3kHzにNS-10Mに特徴的な盛り上がりがあります。

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軸外特性測定
全体的に、500-5kHzはそろった音圧放射をしており、このmid帯域の充実がNS-10Mの人気の一端だったのでしょうか?

ちなみに拙宅では軸外特性測定にはテレビ回転台が活躍しています。
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さてさて。オリジナルレストアにするのか、カスタムにするのか悩みます。

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by tetsu_mod | 2017-08-20 18:30 | オーディオ | Comments(4)