クロスオーバー-107

ネットワークを組み上げてから2週間以上鳴らし、音の変化は落ち着いてきましたが、vo.の曇った感じは改善しません。定位もはっきりせず、ヌケが悪いので、音量を大きくしてしまいそうになります。
muuさんに相談したところ、「Jantzenの巻線抵抗は曇って大人しい感じになっちゃうよ」、とのこと。そこで、抵抗を交換してみることにしました。
とは言っても、ツィーター・ウーファーにシリーズに入る抵抗のみの交換です。
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余談ですが、個人的にシリーズに入るパーツには予算内でいいもの(Jantzen Z-superiorなど)を。パラレルに入るパーツには、精度保証がされている範囲で安価なもの(Daytonなど)を選んでいます。

http://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/724/053/html/bandw18.jpg.html
http://www.theaudiobeat.com/visits/yg_acoustics.htm
http://magico.net/technology/crossovers.php
有名スピーカーの内部写真を見ていると、YG acousticはMundorfの巻線抵抗を、MAGICOのQシリーズは特注の金属箔抵抗を、B&W 800シリーズはダイアモンド以降でもモールド加工された金属箔抵抗を放熱器に取り付けて使っています。

海外のフォーラムなどを見ていると、金属箔抵抗やDueland Castや、Path audioは精緻で立体的、MillsやMundorfなどの巻線抵抗は温度感があるとの意見が多いようです。
しかし、普通に入手できる金属箔抵抗はvishayの0.6Wですので、これを放熱器に取り付けてもスピーカーに使うのは容量オーバーの可能性が高いかと… 特にうちのスピーカーは低能率です。Dueland Cast、Mundorf、Path audioはちょっと手が出ません。Path audioは格好もいいし、興味はあるのですが…


そこで、困ったときのIridium17さん頼みで、Mills MRA-12抵抗を勧めてもらいました。
http://iridium17.blog96.fc2.com/blog-date-20140415.html
実はJantzenとほぼ値段変わりません、早速Garrett Audioから手配してみました。
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Jantzenと比較して小型ですが、Jantzenが10Wに対してMillsは12Wなので、容量そのものは大きくなっています。

能書きが長くなりました。
入れ替えて初日ですが、不満点がほぼ解消しました!
そこは満足なのですが、頑張って設計煮詰めてもパーツグレードでこんなにも変わってしまうことには釈然としません(笑)
パーツマジックやケーブルマジックはキリのない恐怖がありますので、適当なところで切り上げたほうがよさそうです…
muuさん、Iridium17さん、情報ありがとうございました。

あとはreverse nullの調整と、蓋の作製です。
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Commented by Iridium17 at 2015-10-20 23:06 x
ほう、そんなに変わりましたか!

ところでTWのインピーダンス補正はどうですか?
うちではあった方がよいのか無い方がよいのか、まだ結論が出ていません。
特性上はあったほうが良いのですが。
Commented by tetsu_mod at 2015-10-22 15:06
> Iridium17 さん
変わってしまいましたね、いい方向に。こうなるとMundorfだとどうなんだろう、PathAudioならどうなんだろう... と思ってしまうのですが、キリのない世界なのでやめておきます(笑)

僕のTwは scan speaks D2905/9700なのですが、姉妹モデルで9500がありました。違いは磁性流体のなし/ありだったのですが、比較レポートのなかで「磁性流体なしのモデルはf0インピーダンス補正もしくはノッチフィルターを必ずするべき」とあったのと、現在のクロス設計だとインピーダンス補正を外すとreverse nullが崩れるので、逆に補正なしを試したことがないです。
by tetsu_mod | 2015-10-19 01:32 | オーディオ | Comments(2)