クロスオーバー-89

far field測定において、1ch/2ch/Padありなし、合計4パターンでの周波数測定の比較の前に、先にクロスオーバーの仮設計をしてみることにしました。

2015/05/01 far field (1ch)
2015/08/02 near field (FR2)
2015/07/31 impedance
これらのデータを使って設計します。

まずは前回と同じ方式で設計してみます。
d0122127_20491427.jpg

ウーファー側を2ndで組み、ツィーターを2nd+ホーン補正です。
が、この方式ではやっぱりimpedanceが低くなり、またimpedanceの位相回転が大きく、アンプへの負担が大きいです。いつか、サブシステムに変更することを視野に入れるのあれば、なおさらです。

そこで、ツィーター側の設計を変更します。
ウェーブガイド(ホーン)による低域側は-6dB/octのカーブを持ちますから、そのカーブに3rd(-18db/oct)のクロスオーバーをかけることで、LR4を作ります。

schema
d0122127_20515272.jpg


normal polarity
d0122127_20522466.jpg


reverse polarity
d0122127_20524353.jpg


コイルを0.56mHをほどいて0.53mHを作る必要はありますが、ほぼ満足する周波数特性とreverse nullまで追い込めました。

あとは、上記の4パターンのfar field測定を行い、同じ定数でシミュレートをして波形を比較・検討してみたいと思います。

ついでに、LR2 ver.も検討してみましたが...
schema
d0122127_20551366.jpg


normal polarity
d0122127_20554740.jpg


reverse polarity
d0122127_2056780.jpg


うーん、LR2はかなり難しいですね...
tw/wfともに広い周波数で平坦な周波数特性と位相特性が必要そうです。
ツィーターのf0周波数カットオフの問題もあり、やはり今回もLR4かな...


ついでに、各方式でのimpedance比較です。
d0122127_20572391.jpg

黒:現在
白:LR4(tw 2nd+ホーン補正)
緑:LR4(tw 3rd)
赤:LR2

LR2が一番impedanceの位相回転も少なく、アンプへの負荷は少なそうです。
が、緑でも以前のimpedanceと比較して良好そうなデータが得られたかと思います。

コイズミ無線でのジェンセンパーツフェアが8月14日までですから、それまでには測定・検証を終えて注文したいところです。
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by tetsu_mod | 2015-08-04 21:01 | オーディオ | Comments(0)