Linkwitz Transform-6

低域特性の測定に、near filed測定を行いました。
アンプ側のEQを用いるため、ARTAの測定はシングルchモードです。

d0122127_19361438.jpg

黒:EQあり
緑:EQなし です。

これだけではなんのこっちゃなので、先日のCFLによるシミュレートを含めて、speaker workshopに取り込みました。

d0122127_1937289.jpg

白:設計段階シミュレート
緑:EQなし実測
黄:EQあり実測
青:CFL EQなしシミュレート
ピンク:CFL EQありシミュレート

あれれれれれ。
そもそも、白:設計段階シミュレート / 緑:EQなし実測 / 青:CFL EQなしシミュレートが一致していません。シミュレートのためのインピーダンス計測がApolloのヘッドフォン出力、実測ではIPD1200の出力との違いもありますが... ユニットやエンクロージャーの動作も違うのでしょうか。
難しいですね....

それでも、1オクターブは達成できていないものの、確かに低域は延長されています。
-3dB: 68.94Hz → 64.28Hz
-6dB: 56.29Hz → 46.60Hz

これでスペックとしては 64.28Hz〜20kHz (±3dB, 46.60Hz: 6dB)のスピーカーになります。
個人的には満足ですが、Linkwitz Transformの実験的には釈然としない部分が残ります。またトライしたいところですが、+12dB以上のブーストをかけるのはちょっと...
ちょっと後味が悪いですが、Linkwitz Transformはこれでいったん終了としたいと思います。
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Commented by daredevils36 at 2015-05-20 07:14 x
こんにちは。
WebでLinkwitz Transformについて書いていたdaredevils36です。
「Linkwitz Transform-5」で設定されている内容は間違いないと思いますが、結果が、-3dB: 68.94Hz → 64.28Hzとあまり変わっていないようですね。測定の関係でしょうか? ウーハーの振幅が十分増えていたりしていれば問題無さそうですが、聴覚上はいかがですか?
Commented by tetsu_mod at 2015-05-20 18:22
> daredevils36さん
コメントありがとうございます、実はHPをされていた頃から、ずっと参考にさせていただいていました。
聴感上は大幅な向上ですし、不自然なブーストを感じるような(群遅延?)のようなこともありません。個人的にはおおいに気に入っており、daredevils36さんに感謝しています。
シミュレーションとずれた可能性としては、振幅、測定、非線形性(エンクロージャー強度など)になるかと思いますが...そこまで追いかけて検証できていません。
Commented by daredevils36 at 2015-05-20 21:26 x
いろいろ参考にしていただけたみたいで、どうもありがとうございます。
目標の理論値と結構離れているのは気になりますが、音が良ければOKですね!

話は変わりますが、ここにコメントをされている「Iridium17」さんが
第5回PARCサウンド鑑賞会に参加されると耳にしまして、音を聴きに行こうと思っています。
集まれスピーカー好き! 第5回PARCサウンド鑑賞会
http://blog.goo.ne.jp/ac-audio/e/482eae4f321a2499ed7eb70218ce0537
Commented by tetsu_mod at 2015-05-20 22:40
> daredevils36さん
実測との乖離に関しては吸音材が一つ大きいとは思うのですが、アマチュアなので結果オーライでもいいかな、と...^^;
同好の士の集いは楽しいですよね、参加は羨ましい限りです。九州からはなかなか難しいですが、皆様の楽しい時間を祈っています。
by tetsu_mod | 2015-02-02 20:31 | オーディオ | Comments(4)