Linkwitz Transform-2

Linkwitz Transformは本来、密閉orオープンバッフルに対するOPAMPアナログ回路で提唱されています。6年前には、回路図・素子定数まで設計しましたが、当時使っていたパワーアンプ(LM3886)では60Wしか出力が取れないため、断念しました。

しかし、現在はLab.Gruppen IPD1200がメインアンプです。
2x600 W@4Ωの強力なパワーと、IntelliDrive ControllerによるDSP制御で、Linkwitz Transformを再現できないかと考えました。
同じような発想を、フランスのDEVIALET社がSpeaker Active Matching(SAM)テクノロジーという名称で行っています。これは市販のスピーカーをプリセットして、低域特性の調整を行うようです。探してみたところ詳細は秘密のようですが、Linkwitz Transformに近しい補正ではないかと思っています。


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(https://ja.devialet.com/speakers-jp/magico/magico-q1)

BASS EXTENSIONが38Hz→16,4Hzとなっていますが、MAGICO Q1は公式スペックが± 3dB 32Hz 〜 50kHzとなっていますので、BASS EXTENSIONの値はスピーカーの最低共振周波数だと思われます。興味深いのは、DEVIALET社 SAMでは、バスレフスピーカーも補正対象です。どうやってるんだろう...


DEVIALET SAMのアルゴリズムは不明ですが、SCM12sl/Ⅱは密閉ですので、深く考えずにLinkwitz Transformを検討しましょう。

Linkwitz Transformを設定するのに必要なパラメーターは、
・スピーカーの最低共振周波数(f)
・スピーカーの最低共振周波数での先鋭度(Q)
・目標とする最低共振周波数(fc)
・目標とする最低共振周波数での先鋭度(Qc)
この4つだけです(続)
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by tetsu_mod | 2015-01-26 23:26 | オーディオ | Comments(0)