クロスオーバー-67 素子誤差測定(3)

素子測定の最後はコイル(インダクタ)です。

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むむむ...
空芯コイルはさすがの精度です(実はちょっと微調整はしましたが)。
インダクタは少し低めに測定されているのかな?
抵抗はすべてカタログ値+0.08Ωなので、ここは測定器の精度もしくは接触抵抗の可能性があります。
問題は、ペアとなるコイルで差が0.3%程度まで揃っていることが重要だと思っています。

ところで、ウーファーローパス用のトロイダルコイルですが、測定周波数を上げるとインダクタ値が低下していきます。最初は周波数特性が悪いのかと思いましたが、Iridium17さんに指摘されてJantzenのサイトを見ると、このような記述があります。

Please note!

The C-Coil cannot be measured using a universal LC meter. Due to the characteristics of the core and winding method, it is important to use a professional RLC meter. We measure all C-Coils before shipping them using a professional RCL meter at AC 1 V 1 kHz.

Because of the very special core structure emitting a strong magnetic field, the C-Coil cannot be measured with any non-professional devices, neither with Clio.



うーん、理由はよく分からないのですが...
しかし、今回の周波数特性測定ではreverse nullは低域側にズレていました。本当にトロイダルコイルが周波数を上げるとインダクタ値が下がるようであれば、reverse nullは高域側にズレるはずなんです。
今回はトロイダルコイルの絶対値測定は断念して、Jantzenを信じてみることにしましょう。
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by tetsu_mod | 2014-12-30 17:21 | オーディオ | Comments(0)