クロスオーバー-40 遮断特性

ウェーブガイドのメリットとして、位相特性の改善以外にも
増強された音圧をネットワークに喰わせることによって、
遮断特性を高い周波数へシフトし、ツィーターのf0共振での保護や二次歪みの低減が言われています。

そこで、前回作製した2kHz/2.5kHzでのクロスオーバーの遮断特性をシミュレートしてみました。
今回の遮断特性はあくまで、クロスオーバーによる電気的な遮断特性(electric slope)であり、
実際のユニットから放射される音響特性の遮断特性(acoustic slope)ではありません。

Wf
赤:2.5kHzk、 黄:2kHz
d0122127_17532683.jpg

どちらもバッフルステップ補正+2.0/2.5kHzクロスの特性です。

Tw
赤:2.5kHzk、 黄:2kHz
d0122127_1755516.jpg

一方ツィーターでは、実際のacoustic slopeでのクロスは2.0/2.5kHzであるにも関わらず、
electric slopeでは6kHz程度まで上昇しています。
f0での遮断は-50dB程度になっており、ツィーター保護にも一役買うでしょう。
これにf0インピーダンス補償を加えれば、やや低めの2.0kHzクロスでも十分かも知れません。
さすがに1.5kHzクロスはやり過ぎかも知れませんが、これもシミュレートしてみましょうか。
さらには、この上昇したelectric slopeのぶん、二次歪みが減少するそうです。
もう1つ。コンデンサー容量が小さくてすむので、財布にも優しそうです(笑
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by tetsu_mod | 2014-12-07 18:00 | オーディオ | Comments(0)