クロスオーバー-38 クロス周波数検討

NTi M4260で測定したデータを元に、クロスオーバー回路のシミュレートをしてみました。
しかし、今回の測定では日中に行ったため、暗騒音レベルが高めです。
また、インピーダンスの絶対値の確実性が取れていません。

今後、深夜に再度の周波数特性測定のうえ、
手持ちの素子を使った周波数測定とあわせてインピーダンス測定が正しいかを検討したいと思います。


なので、今回のシミュレートはあくまでも目安です。

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クロスオーバー周波数を2.0kHzとするか、2.5kHzとするかの検討のため、
回路を2パターン作製して検討しました。
acoustic slope:LR4、
ツィーターにはf0インピーダンス補償、ウーファーには高域インピーダンス補償回路付きです。

黄:Total周波数特性
赤:Tw周波数特性、 ピンク:Tw位相特性
青:Wf周波数特性、緑:Wf位相特性

2.5kHz normal/reverse polarity
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2.0kHz normal/reverse polarity
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2.0kHz XO vs 2.5kHz XO normal/reverse polarity
黄:2.0kHz XO, 白:2.5kHz XO
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ウェーブガイドの効果で、位相特性はかなり改善されています。
Symmetric crossoverで、綺麗にreverse nullが出ます。
ECM8000でのデータでも同様なので、やはりツィーターを10mm下げた効果はあったようです。
しかし、その一方で周波数特性のflatnessは犠牲になっています。
これは、ウェーブガイドの設計にかんして反省すべき点が何点かあるのですが...


2.0kHzと2.5kHzで悩む原因のもう1つは指向性のコントロールです。
そこで、30°測定データでも同様の回路でのシミュレートをしてみました。
白:0°周波数特性、赤:30°周波数特性
2.5kHz normal/reverse polarity
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2.0kHz normal/reverse polarity
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当たり前ですが、30°でもTw/Wfの位相関係は変わらないようです。
2.0kHzのほうが、わずかに1-2kHzでの周波数特性が優れているでしょうか。
これはクロス周波数が下がって、ウーファー側の指向性の影響を受けにくいからでしょう。
でも、どちらでも良さそうな気もします...
水平方向は、軸を外しても14kHzぐらいまではフラットを狙えそうですね。


横浜ベイサイドでジェンセン製品がセールなので、1月5日までには測定とシミュレートを終わらせたいところです(笑
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Commented by PC_Audio at 2014-12-07 04:30 x
ツィーター に ディレイ をかけ、便宜的にあと10mm とか 15mmさげても Symmetric crossover で reverse null って出ますか?  一寸興味があるモノで・・

->ジェンセン製品がセールなので
私も狙っています(笑)
Commented by tetsu_mod at 2014-12-07 17:38
PC_Audioさん
現状の回路のまま、ツィーターをズラしたシミュレーションをしてみました!reverse nullの画像だけですが、別記事にアップしますね。
by tetsu_mod | 2014-12-07 00:47 | オーディオ | Comments(2)