クロスオーバー-29 ツィーターウェーブガイド考察

ECM8000での音圧絶対値の信頼性はさておき、
ウェーブガイドの装着によって10kHz以上でほぼフラットかつ、9kHz以下で音圧上昇が得られることが分かりました。
これで、このウェーブガイドを用いて作製することに決心しました。
(当初、10kHz以上の波形をみて投げ捨てようかと一瞬思ったのは内緒です。)

今回のウェーブガイド作製の目的は
・acoustic centerの是正
・歪み率の減少
・サービスエリアの拡大 などになります。

元ネタとして参考にしたのは、以下のサイトになります。
what happens when you horn load a dome tweeter? (zaph audio)
waveguide tmm (zaph audio)
QUATTRO (DIY Loudspeakers)
TQWT-mkII (DIY Loudspeakers)

ところが日本ではこれらの作例のウェーブガイドが入手できなかったのと、
D2905/9700の純正リングとサイズを合わせてコンパチしたかったので、
今回は匠房 宙さんに特注しました。


しかし、ユニット販売でウェーブガイドを採用しているツィーターもあります。
SEAS PRESTIGE 27TBCD/GB-DXT (コイズミ無線)

SEAS社はこのウェーブガイドをDXTと呼び、その技術説明が非常に分かりやすいです。
SEAS DXT-Diffraction Expansion Technology- (SEAS)
とくにサービスエリアに拡大について書かれていますが、
僕の測定でもツィーター軸上0°と15°でほとんど音圧が変わりませんでした。
ウェーブガイドによる音圧上昇をうまくコントロールできれば、強力なツールになりそうです。
問題は僕がしっかりコントロールできるか、です。

ところで、このツィーターを調べる途中で、面白いページを見つけました。
Seas 27TBCD/GB-DXT Tweeter (Dave's Speaker Pages)
やっぱり、ホーンの途中のネジ穴は埋めるべきなんですね(笑


DXTを使った作例が、audio exciteにありました。
Prestigious Two – Monitor DXT (audio excite)
この作例を見ると、ツィーターは3.9uFのコンデンサー+インピーダンス補正だけで、
-12dB/octのLR2カーブを実現しています。
zaphでも記述されてますが、ウェーブガイドによる音圧上昇の分だけをカット周波数をあげ、
結果として2次歪みが減るという効果も狙えます。
ここではLR4ではなくLR2が採用されていますが、
他にもzaph audio zd5などはLR2が組まれてます。


これらの作例を見て、LR2の可能性も検討し始めました。
そこで、まずはIPD1200のフィルターを使って、LR2のバージョンも作ってみました。
LR2とLR4で比較試聴していますが、なんとなくLR2のほうが僕は好きそうです。
これは、ステレオで試聴しないとLR2/LR4のどちらをゴールとするか決めかねますね。
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by tetsu_mod | 2014-11-10 15:53 | オーディオ | Comments(0)