クロスオーバー-20 Earthworks M30

測定用マイクとして、koji4432さんからEarthworks M30と、その校正データをお借りしました。

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左下に見えているケーブルは、Dual ch mode用のループバックケーブルです。
ノイトリックのXLRコネクタのハウジング内に、分圧抵抗(1/2W)と過大入力防止のダイオードが組んであります。

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(ARTA-user-manualより)

幸いにしてApolloの調整幅が広いので、マニュアルの通りです。
R1=8200Ω、R2=910Ωとしています。( -20.7dB)

今回の測定条件は
line1:M30 40dB
line2:ループバック 35dB
Swept Sine 256k 48kHz average:1
gate 414-209 4.354msです。

結論から言うと、拙宅では Swept Sine average:1は低域のS/Nが厳しいかもしれません。

以下、すべてツィーター軸上1mの特性です。
赤: 右f特性
白:左f特性
青:右位相特性
水:左位相特性

tw far field
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wf far field
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wf near field
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うーむ、far field測定、なかなかに手強いです。


far field測定の結果がなかなか一定しませんが、
検討条件として、ユニット毎に0°、15°、30°の特性を測定してみました。
赤:0°、 緑:15°、 青:30°
tw
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wf
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いずれも左右方向での角度です。
思えば、垂直方向での角度も振ってみれば良かったですね。

こう見ると、wfは2.5kHz以上は角度毎でf特性に大きな差が出てきそうです。
逆にtwは低い領域までほぼ一定していますが、f0=500Hzなので、
どうも1.5kHz〜2.5kHzがクロスポイントになりそうです。

far field測定のデータから、CSDデータも作ってみました。
tw
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wf
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Commented by PC_Audio at 2014-10-20 01:02 x
この手の仕事、 大好きです ! 笑..

Earthworks とくれば Sigma 6.2 loudspeaker を外せませんネ~
(http://www.stereophile.com/standloudspeakers/859)
ワタシ的には 見た目最悪 音は最高!
Measurements を 見ていただくと、再生装置としての凄さが…
Commented by tetsu_mod at 2014-10-20 08:57
>PC_Audioさん
おはようございます。定量化は大好きです(笑)
Earthworks Sigma 6.2 loudspeaker、聴いたことはありませんが、以前にJacta Alea Est ...というブログの方が購入されて、調べたことがあります(もう更新されないんですかね...)。 Sigma6.2も、Genelecも性能から外観が決まった部類と察しますが、拙宅のような典型的な箱形スピーカーでは、エンクロージャーの影響で限界が見える部分も多々あります。まさにユニット・エンクロージャー・クロスオーバーの三位一体ですね。
by tetsu_mod | 2014-10-18 12:09 | オーディオ | Comments(2)