クロスオーバー-14 BSC

前回の投稿で、SPL tracerを用いてスペックシートから
作製したツィーターのシミュレーションが、
実測とズレている原因を考えていたところ、
バッフルステップの計算を失念していました。

The Edgeを用いて、バッフル面の面積とユニット直径、
そしてユニット位置とマイク位置を入力し計算です。

d0122127_02155.jpg

黄:実測
赤:スペックシート+ネットワークシミュレーション+バッフルステップ

この結果であれば、2k,4k,6kHzのコブはよく一致しているのではないでしょうか。
その一方で、8kHz以上がズレているのは、ECM8000かユニットの限界?

twに関してのBSCシミュレーションは満足できる結果となりました。
この結果は、Single測定、ECM8000未校正、非実測データ(スペックからおこしたデータ)の悪条件でも、シミュレーション結果が実測に近いことを示唆していると考えていいでしょう。
まさか、この精度で たまたま一致した と言うほうが苦しいと思います。

以上から、ARTA, SpeakerWorkshop, The Edgeによる測定・シミュレーションは必要十分な精度を持っている.... と終わるつもりでしたが。



The EdgeのBSCシミュレーションを、ウーファーでも行ってみました。
d0122127_0111852.jpg

緑:実測 far field
黄:実測 near field
赤:実測 near field + バッフルステップ

ウーファーの実効直径は約16cmですので、near fieldの高域限界は約684Hz、
一方ゲートは3.6msec程度ですので、far fieldの低域限界は約278Hz
しかし...

d0122127_0135850.jpg


オーバーラップするはずの領域、278〜684Hzでも、
緑(実測far field)と 赤(実測near field+バッフルステップ)が一致しません。
緑の2つのコブ(約450Hz、約800Hz)が一致していないので、
精度としてはイマイチですね。
Dualモードや、マイクの校正で改善するのでしょうか...

やはり、バッフルからさらにエッジが8.5mm飛び出してるのがいけないのでしょうか?
d0122127_0173936.jpg

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by tetsu_mod | 2014-10-02 00:20 | オーディオ | Comments(0)